お教室などを開くときにどんな届出が必要なの?


| どこに届けるの?

2024.10.07.追記

現在ではe-taxで申請なんですね。私が起業して10年強。

いつからなのかはわからないのですが、コロナもありましたし、デジタル化が進んでいるようです。

 

青色申告の控除額もe-taxと郵送では10万も違いますし(2024年現在)e-taxに慣れていくしかない!PC・デジタル苦手と避けずに、控除が10万違う、、、と思って頑張りましょう。

 

とは言え、引き続き現時点では、書面での提出も可能なようです。

お近くの税務署検索はこちら

https://www.nta.go.jp/soshiki/kokuzeikyoku/chizu/chizu.htm


| 何を持っていけばよいの?

1. 個人事業の開業・廃業等届出書 原本

(記入済みのものをコピーしてもう1部持参*)

「 個人事業の開業・廃業等届出書 」(国税局HP)

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm

 

2. 所得税の青色申告承認申請書 原本

(記入済みのものをコピーしてもう1部持参*)

「所得税の青色申告承認申請書」(国税局HP)

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/09.htm

 

3.本人確認書類・マイナンバーなど必要書類

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/mynumberinfo/honninkakunin/shorui.htm

 

*印のついたコピーは、コピーしたものに受領印と控えという判を押してもらい、持ち帰るためのものです。

コピーを持参しないと、控えをもらえないので、必ずコピーして持っていきましょう。

 

+念のため印鑑も持参した方がいいと思われます。

 


| 所要時間

以下は2013年時点の対面申請の情報です。

申請は窓口のアルバイトの方に、手渡して受領印を押してもらったら終了。ものの2分とかかりませんでした。あっさり申請終了です。

(現在はマイナンバーの確認等あるようなのでもう少しはかかるかもしれません。)

 

事業説明とかいるかしら?とLycksTillの名刺やパンフ、お客さまへのご提案事例など持っていきましたが、まーったく必要ありませんでした。

 

後日、税務署から整理番号などが押されたものが帰ってくるらしいです。


| 青色申告なの?白色申告なの?なんなのそれ?

届出をする際にいろいろ調べましたが、やっぱりなにをやったらよいかもわかりません。 

とりあえず、青色申告のほうが控除額が多いこと、青色申告取りやめ書というのをだせば、やめることもできるらしいこと。

ということから、青色申告承認申請書も一緒に出してみました。

後日、青色申告勉強会のお知らせをいただき、勉強会に参加させていただきました。人それぞれでしょうが、青色申告のほうが控除額も大きいため、現在も青色申告をしています。


| 相談も受け付けてくれます

お昼時だったのもあったのか、他に申請等におとずれている人はいませんでした。

ふと受付台のところをみると、相談票というのがあって、相談をすぐに受け付けてくれるとのことでした。

折角来たのに2分で終わったし、本当に税金のことは良く分からないしということで、じゃぁと相談してみました。

以下ご参考まで。



質問1 領収書の名義について

領収書の名義についてずっともやもやしていました。

お店でなにか買った際には領収書を発行してもらい、LycksTill名義にしてもらえればよいのは分かるのですが、問題はネットで買ったもの。

 

Amazonやヨドバシカメラで用紙などをよく買うのですが、Amazonやヨドバシカメラは以前より使用しており、アカウントも当然持ってますし、ものによってはクレジットカードがすでに登録されているので、そのままポチっとやってしまうのですが、

そうすると、領収書も個人名義だったりするのです。

「個人名宛の領収書も、事業用と認めてもらえるのか?」ということでした。

 

相談員さん(どういう資格をお持ちなのか確認しませんでしたが、、、)によると、

事業用ということが分かればよい。とのことでした。

質問2 事業用口座について

 

私からの質問は、

私の個人口座に振込をしてもらうが、そこから私が引き出して、事業としては現金管理のみにしたら問題があるのか?

でした。

(後日談としては、振込メインのビジネス形態なので、私自身には、無意味な質問でした。)

 

相談員さんによると、

「できれば、事業専用口座を持って欲しい。」とのこと。

 

できれば、ですかぁ。と、少しグレーな回答にとまどったのですが、

では、私が以前から持っているものの、大して使用していない口座を、

一端カラにして、それを事業用につかってもよいですか?

と質問してみました。

 

あーいいんじゃないですか。

 

とのことでした。なんだか、あんまり納得できない回答。すっきりしませんでした。

 

後日談というか、経験談とするならば、現金管理は訳が分からなくなります。

絶対に最初にきっちり分けるべきです。口座も現金用のお財布も。

しっかりお金の管理をすることは、もちろん、税務上必要なことですし、

収益をきちんと見える化しておくことで、確実に仕事への意識が変わります。

 

お教室・サロン系で現金でお客様からお金を受け取られる方で、

規模が大きくないから〜という方こそ、きちんとした管理が成長への一助になる気がします。

 

銀行口座についてご興味のある方はこちらの記事もご覧ください。