初めての青色申告にむけて

2013年の記録

| この過去記事をご覧になる前に

 

2013年分の確定申告(2014年3月提出)は、Macユーザーとして、「やるぞ!確定申告」を選びました。

紆余曲折を経て、、現在は無料から使える会計ソフト「freee(フリー)」 を利用しています。

 

なぜか、忙しすぎるから。そして便利すぎるから。

月980円で経理担当を雇っていると思えば、この出費は全然痛くも痒くもない。むしろありがたい。

 

2013年の下記の記事を書いていたときには、感じていなかったことです。

でも、きっと、今年初めての人は私のようになんとか自分でやってやろう。と意気込んで、

私と同じ轍を踏む方もいらっしゃると思うので、、、そのような不幸な方を増やしたくないので、

過去の自分が思っていたこと。を反面教師として下記でご覧ください。

 

 

| 今の私は、、、というと…

 

リュクスティルでは、Web系も印刷系も一手に引き受けることで、

お客様がお客様の本来業務に集中できる環境をご提供することを使命としていますが、

そう、私の仕事はお客様の仕事をすることであり、経理処理なんかに時間をかけるなんて、

いちばん無駄なことなのです。

 

この創業当時、ケチっていた経理ソフトにかけるお金ですが、

経理処理からはどうしたって逃げられない。

だったら、そのお金を払って、その分仕事をする!ほうが断然プラスということに今は気づいています。

 

リュクスティルのfreee体験談はこちら ▶︎  


過去の記事

| 青色申告に向けて帳簿って???

銀行口座等用意するにも、必要だった個人事業主の開業届。

これと一緒に出してきたのが、所得税の青色申告承認申請書。

開業時の届出・青色申告をするための届出についてはこちら ▶︎

 

個人事業主として届け出た以上、利益があろうが、なかろうが、

青色なり白色なり、確定申告をしてね。というのが税務署からのお達しです。

 

※ 前もってお断りしておきます。

長年サラリーマンの妻をしてきた、私は税金には疎いので、

詳しいことはお調べください。一切の責任は負いません。負えません。(笑)

 


| 青色?白色?どっちがなんなの?

簡単に言うと、

個人事業主の場合、「売り上げ」ー「経費」=「所得」となるそうで、この所得から65万円まで控除を受けるには、青色申告が必要になります。白色は10万円の控除です。

ということらしい。

 

つまりは、売り上げから経費を引いて引いて、所得が65万円以上にならなければ、税金も納めなくていいってことよね??控除受けられるなら、受けたい!よくわからないけど、得ってことよね?」と、個人事業主の開業届けのコピー欲しさに行った税務署で、安易に青色申告を選んできました。

 

ちなみに、「青色申告取りやめ届」も念のため用紙だけもらって、

最終的にはわけわからなくなったら、白色に切り替えられるように(笑)用意周到です。

 

個人事業主の青色申告などで調べると、世帯主としてフリーランスで家族を養っていらっしゃるような、売り上げスケールの例が多く、月10万程度の売り上げ、年間120万ぐらいだけれど、経費をあれもこれも引いて、引いて、パート程度の所得なんですよ。と、夫の会社に申告したい。という例はあまり見つけることができませんでした。


| とりあえず青色申告の無料講習会には行くべき。

 

 管轄の税務署から青色申告の無料講座に参加しませんか?

というお知らせが来ました。

 

パソコンでの会計ソフトを利用した管理と、

紙帳簿での管理で2つのコースに分かれていますが、

どちらかご希望を…とのことでしたので、

会計ソフトは見たことないし、エクセルなどを使用したフリーソフトもあるけれど、

お金を出して買うものがどの程度のものなのか、見てこよう。

と、会計ソフトを利用したコースに申し込み。

 

すると、杉並青色申告会から日程のお知らせが。

2時間半×2日お勉強しに来て下さい。とのこと。

とりあえず、8月2日に第1回に行ってきました。弥生会計(Windows用)を使用して、の説明。

ソフトの操作は簡単です。全く問題ありません。

でも、まず帳簿のしくみとか、税金のしくみとか、そういうところが無知すぎて、辛い。

 

ところどころに、講師の方が「こんなことは分かってると思いますけど〜。」

と挟む小話のほうがメモメモな状態でした。


| 受講後の私の頭の中

会計ソフトはWindows用、Mac用色々ありますが、だいたい1万円。

デザインで使用するソフトに比べれば断然安い。 

でもね?税金納めるために、なんで、ソフトを買わなきゃいけないの?

というのが、どうしても頭をよぎるのです。(ひねくれてますかね)

 

そもそも、税金納めるほど儲かってません。

だから、余計に「税金納めないのに、納税用にソフトを買わなくてはならない」というモヤモヤ。

 

そんなの、税金納めてるんだから、もしくは、税金納めてほしければ、

税務署でそのツールは配布してくれればよいんじゃないの??と。声を大にして文句を言いたい。

 

が、やっぱり買っちゃうかも〜。です。

正直、ソフトがあったとしても、経理の知識がない私には、それでも大変かも。と思う作業でした。

科目分けとか。複数の帳簿の整合性をとるのも大変そう。

 

2013年3月の開業から5ヶ月、日々の売り上げや、経費などを、支出、収入でざっくりと、簡単にお小遣い帳のようにエクセルで纏めて、レシートはノートに貼付けてただけの状態。

青色申告に必要な、複数帳簿などもできていないということに、やっと気づいたのでした。

 

12月までこのままの調子で続けて、確定申告をするという自信は1ミリも残っていません。

開業の本当に1つめの収入や支出から、会計ソフトで管理しておけばよかった。と思います。

| 洗脳された、、、かな。

講師をつとめてくださっていたのは、青色申告会の方でしたし、

弥生会計をその場でかわされることももちろんなく、

Mac の人はMacのソフトもありますし〜。と、

特定ソフトの刷り込みは全くありませんでした。

 

が、ソフトじゃないと大変だぞぉ〜。というのは、

かなり洗脳されて帰ってきました。

 

実は家を出るときには、仕組みさえ分かれば、

きっと、そんなのソフトなんてわざわざ買わなくたって、

「私なら(笑)なんとかなるさ!」と思っていたのです。

 

でも、今は、

「1万円払うのはシャクだけれど、買った方が楽よね〜。」

と、完全に洗脳されています。

 

控除をうけるため(税金を納めないため)にお金を払うとう、この矛盾。あームカつく。


| その後数年たって、どこに落ち着いたか。

このとき、私は会計ソフトさえつかえば、よい。と思っていました。

数年たって、「どの」会計ソフトを使うべきか、も、大切なことに気がつきました。

 

経理処理は日々のこと。あれもこれも自分でやらなくてはならない個人事業主。

お客様とのお仕事を優先していると、ついつい後回しにしてしまうこと

後回しにすると、後で痛い目に遭うこと。経験した私が選んだ会計ソフトについてはこちら…