<要対応> 総額表示 ホームページ・チラシなどなど、2021/03/31までに

 

コロナコロナで2020年が終わり、まだコロナな状況で2021年を迎えることとなってしまいましたね。

 

毎年、年があけると、個人事業主の方々は、そろそろ確定申告だーと思われているかとおもいますが、今年はもう1つやることがあります。

 

総額表示への変更!です。頑張りましょう。


▶︎ 総額表示への義務とは

ホームページやパンフ・チラシ・値札など、金額を明記したものにおいて、

消費税を含む税込の総額で金額を表示しなくてはならない。というルールです。


▶︎ 今までの特例とは?そして特例はいつ終わるの?

消費税が10%に上がったのは、2019年10月でした。

特例では、消費税が段階的にあがることから、¥10,000(税抜)と表記して、消費税8%のときは¥10,800、10%のときは¥11,000と対応できるよう、税抜きであることを明記した上での税抜き表記が許されていました。

 

その総額表示義務の特例が、2021年3月31日で終わります。


▶︎ 2021/04/01以降に義務となるのは「総額表示」

消費税を含む税込価格で金額を表示しなくてはなりません。

 

国税庁のホームページで紹介されている、正しい表記例は以下のとおり。

(出典:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6902.htm)

  • 11,000円
  • 11,000円(税込)
  • 11,000円(税抜価格10,000円)
  • 11,000円(うち消費税額等1,000円)
  • 11,000円(税抜価格10,000円、消費税額等1,000円)

税抜き1万円の商品であれば、税込額である総額「11,000」がどこかに書いてなければならないということです。

ということで、ホームページ・チラシ・パンフレット・メニュー・値札などで、サービスや商品の金額を明示していらっしゃる方は対応が必要です。

 

ご自身のホームページやパンフなどのツール類でどのような金額表記をしているかを確認の上ご対応ください。

 



<< 漏れなく価格表記を変えるには? >>

(ショップ以外)


▶︎ ホームページ内(ショップ以外)での表記の変更

普通のページ(ショップ以外)のサービス説明内での金額表示を一発で変更するすべは、残念ながらありません。

地道に計算して、修正していく。しかありません。

 

ただ、修正漏れを防ぐという意味ではやれることがあります。

自分のページで円マーク¥を使って¥10,000などと表記しているのであれば、¥を。(半角・全角両方やったほうがいいかも)

円と漢字で表記しているのであれば、円を。

ブラウザー(Google ChromeやSafariなど)で検索すると、どこを変えなくてはいけないのかわかりやすくなるかと思います。

 

 


▶︎ 検索の方法

Windowsの場合、Ctrl+F

Macの場合、Command+Fで検索窓が上部に現れます。

 

検索したい文字を入れて、検索をします。

  • 10,000円としている方は、円を入力。
  • ¥10,000としている方は、¥を入力。

(¥で価格表示している方は、半角¥で検索した後、全角¥での検索もおすすめします。)

Google Chromeでの例


▶︎ 検索結果

私の場合、¥で表示しているので、¥マークがついているところがオレンジや黄色でハイライトされます。

 

また、上部の検索窓のところには、1/19という数字が現れます。

1/19の母数である、19は、書き換えが必要だと思われる¥のついている箇所の数です。

¥の使われている箇所が、何箇所あるのかということを表しています。

つまり、私のこのページは19箇所書き換えなくてはなりませぬ。

どうしても印刷系のメニューは印刷面や用紙/枚数などで、パターン表示をしているので数が多くてうんざりします。

ただ、普段はこの表をお客様に見ていただいて、だいたいの見積もり金額を想定していただくことで、無駄なお見積もり請求を減らす役割を果たしているので、お問い合わせ対応の手間を削減するために役立っているので頑張って修正します。

 

リュクスティルのお客様に多いお教室系のメニューだとここまで修正箇所はないと思いますが、あれは修正したけど、ここは漏れていた。ということがないように、1ページずつ漏れなく地道に修正していきましょう。


▶︎ 値段が飛び飛びに表示されている方は

私のように表、ではなく、レッスンごとに写真があって、文章があって、値段。と、飛び飛びに値段が表示されている方は、検索窓内の矢印マーク(青い箇所)を押すと、次々に該当箇所を移動してくれるので便利です。

 


▶︎ 金額の修正が終わったら…

金額の修正が終わったら、今度は税に関する他の表記がないか確認していきます。

税抜・税込等の表記が金額の周りのどこかにあることが多いです。

 

¥や円を検索したときと同様にして、税という漢字を検索し、内容の修正が必要かどうか判断し、必要に応じて修正していきましょう。


▶︎ 見逃しがちなポイント

特定商取引法に基づく表示内に消費税に関する表記をしている場合がありますので、最後にここも確認しましょう。


オンラインショップについては…

JimdoやWixのショップ機能・カラーミーやBASEなどのプラットフォームにより操作が異なります。

各サイトの指示に従って、対応しましょう。